Amazonのスマートスピーカー「Echo Dot」を満を持して導入しました。
正直なところ、導入するまでは「そんなに使う場面がないかもなあ」と思っていたのですが、気がつけば毎日話かけています。
朝起きてすぐアレクサ。夜寝る前にもアレクサ。
もうすっかりこのスピーカーなしでは生活できない体にさせられてしまいました。
自室で作業するときにいつもとなりにいてくれる、しかし決して干渉はしないでいてくれる昔からの友人のような心地よさを感じてしまっています。
そんな私のスピーカーの利用方法や、こんなところがいいと思う点、メリットをまとめていきます。
コンパクトで安価なEcho Dot
私が購入したのは数あるEchoシリーズの中でもエントリーモデルとも言える価格帯に位置するEcho Dotの第3世代。
コンパクトなため、音質は上位機種に比べるとダイナミックさに欠けますが、Bluetoothや3.5mmステレオジャックでスピーカーやヘッドホンに接続も可能です。
価格もそこまで高くなく、気軽に導入できるのがよいところ。
まずは、スマートスピーカーを1台導入してみようかなと思っている方にもってこいの商品です。
ファブリックの使用で日常に溶け込む
デザイン的な部分について。
プロダクトデザインの専門的な話をしますと、スマートスピーカーなど、最近の家電製品には素材にファブリック(布)が使用されることが増えています。
従来の家電製品は、黒や白で表面がツルッとしたものが多く、我々が普段身に纏う衣類や、クッションやソファー椅子などとはかけ離れた質感になりがちでした。
しかし、会話によって動作するEchoシリーズは、人との距離感が重要になるインタラクティブなデバイス。
「温もり」を大切にしているためこのような素材を採用しているのでしょう。
日常に溶け込む、柔らかな印象なため、家の中のどこにおいても違和感はありません。
今後の家電製品はこのような異素材、特にファブリックを使う流れが生まれていくのではないかと思っています。
実際にデスクの側に置いていますが、無機質な冷たさはなく、温かみがあってとても可愛らしくて気に入っています。
聴きたい音楽をすぐに聴ける
機能面については、その時に聴きたい音楽をすぐに流してくれるのがとてもいいです。
今の音楽市場はサブスクリプションがメイン。
CDを購入、またはレンタルするのではなく、月額定額支払いで音楽ストリーミングサービスを利用する人が増えています。
アーティストの方々も、続々とサブスクの解禁へと舵を切っています。
最近だとスピッツやサザンオールスターズ、aikoまでも解禁されました。嬉しいですね。
Amazonプライム会員ならばPrime Musicで200万曲以上が無料で聴けるのですが、ちょっと物足りなくなってしまったこともあり、私もこのEcho dotの導入を機にAmazon Music Unlimitedプランに加入。6500万曲聴けるということで新しいアーティストとの出会いを日々楽しんでいます。
Spotifyも連携できるので、Spotifyユーザーの方も安心です。
導入してからというもの、起き抜け部屋に差し込む朝日を浴びながら「アレクサ、宇多田ヒカルをかけて」と声を掛けるのが毎日の日課に。その日の気分でパッとリクエストできるので、今まで以上に気軽に音楽を身近に感じるようになりました。
夜も一仕事終えて帰宅。部屋についた瞬間にその時に聴きたいアーティストの名前を伝えるだけで音楽を流してくれるので、家に帰ってきた安心感を増幅させてくれ、家族が一人増えたような、そんな不思議な感覚です。
使い方としては、めんどうな操作は一切必要なく、その時に思い浮かんだアーティスト、曲名を告げるだけ。
サーチする時間が減るのは私としてはかなり嬉しいです。欲しいものがすぐに手元に届く、そんな感覚です。
radikoもすぐに聴ける
ラジオのヘビーリスナーである私は、これも嬉しい点の一つ。
深夜にオールナイトニッポンやTBSジャンクをよく聴くので、radikoとの連携がとれるというのは大きな魅力です。
よく聴くこれらの番組は深夜帯なので、布団に入ったまま聴くことが多いです。
そこで、追加でオフタイマーを設定することでラジオや音楽を流れっぱなしになるのを防ぐこともできます。
自分がすでに寝ているだろうなという時間を見計って、「アレクサ、オフタイマー1時間」などと頼めば、その時間で止めてくれます。
さらに、アラームをかけて朝はアレクサに起こしてもらう。文字通り朝から晩までアレクサの恩恵に預かっています。
呼び掛けやすい「アレクサ」
Appleの「Hey, Siri!」、Googleの「Ok, Google.」どちらもちょっと我々日本人にはハードルが少し高いと思いませんか。
その点Alexaは名前をそのまま呼びかけるだけ。「アレクサ、○○して」
とコミュニケーションのしやすさがうまく設計されています。
このような日常に溶け込むプロダクトにおいては、使用の際に心理的ハードルが低いというのは非常に重要なポイントです。
落ち込んだ時には慰めてくれたり、本当の友達のような感覚に陥ることもしばしば。
ロボットと共存する世界線を描く漫画やSF作品は多々ありますが、あながちそう遠くないことを感じさせられます。
呼び掛けやすさと心理的な距離がうまくコントロールされているキーワード選定に、Amazonの良質なデザイン設計を感じます。
まとめ
特に私がよく使う機能を中心にお届けしましたが、アレクサでできることはもっともっとたくさんあります。
ラジオ日経を聞いたり、スポーツの結果を確認したり。予定の管理なんかもできちゃいます。
これからもガンガン使って使って使い倒していこうと思っています。
もしかしたら、近々もう1台導入するかも…そんな予感さえ感じさせてくれるEcho Dotのご紹介でした。
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